静かな幕引き…ある小さな命のチャートから


大切な愛猫とら(ソマリ)が、15年4か月の生涯を終えました。
あれから約2か月半・・・
四十九日、納骨も無事終えました。

悲しみの只中では向き合えなかったあの瞬間のチャートを、いま、静かな気持ちで読んでいます。

召されるその時、
星は何を語っていたのか。

ではチャートを読んでいきます(星の詳細な説明は割愛します)

最初に目に入ったのは、太陽がIC(4ハウスカスプ)にほぼ重なっている配置でした。

4ハウスは「終焉」「帰還」「地の底」等々
太陽は魂を象徴します。

魂が地へと沈む構図。

さらに、ラディカル8ハウスのロードである火星とも関わっており、このチャートが〝死という出来事〟を示していることは確かでした。

けれど、読み進めるうちに気付きました。
このチャートの主軸は火星ではないなと。

主役は土星―時間とう原理

魚座25度の土星が、太陽とタイトなスクエアを形成していました。

土星の基本象意は、
・時間
・老い
・限界
・完了
・不可逆
・収束
・寿命
土星は奪う星ではありません。
土星は「ここまで!」と線を引く星です。

太陽(魂)と土星(時間)の強い緊張感関係は、肉体の時間が限界に達し、魂がそこから解き放たれる段階に入ったという構図を作っていました。

火星は死という出来事を示してはいましたが、時間に線を引いたのは土星でした。

それは命を奪われたのではなく、満ちた。

断ち切られたのではなく、静かに閉じられた。

境界に立つ土星

土星は6ハウス(小動物・肉体)と7ハウス(向こう側)の境界付近に位置していました。

肉体の限界と、向こう側への移ろい。

その境目に土星があるということ。

さらに、土星は魚座25度。
魚座は12サインの最終サインでもあり、一つのサイクルを締めくくる位置にありました。

そして、25度という後半度数は、サインの終盤域に入っていることを示します。

終章にあるサインの、終章に近い度数。

そこにある土星は、
・肉体的時間の収束(6ハウスとの関与)
・この世の領域からの離脱(7ハウス直前)
・サイクルの完結(魚座)
を同時に象徴していました。

これは突発的な断絶ではなく、構造的な時間満了。

形あるものの時間が、
自然にとけていく段階に入っていた。
そんな配置でした。

尊厳を保った木星

この、とらを示す木星は、蟹座でイグザルテーション、さらに強いアングルに位置しています。

イグザルテーションは尊厳、気高さ。
本来の価値が守られてる状態です。
最後まで尊厳が保たれているという印象を強くします。

実際ね、とらが逝く1時間ぐらいまえかな、最後に抱っこしたくて・・・
体を起こそうとしたらね、「う˝~~」って、やめてこれ以上触らないで!と意志を示したの。私に唸ることなんてまずない子が最後にね唸ったの。
最後にちゃんと意思表示してくれたことが、なんだか嬉しかった。

奪われたのではなく帰還

このチャートから感じたのは、
悲劇というより静かな完了。

火星が何かを起こしたのではなく、土星が時間を閉じた。
肉体の時間が満ち、魂が解き放たれた。

それは、役目を終えた魂の帰還でした🌈

とらちゃん!またいつか会おうね(=^・^=)




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